2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、そしてキシロオリゴ糖といったオリゴ糖は、比較的性質が近いと言われるオリゴ糖です。そのため甘さという点でも、度数は違えどよく似ています。それに対しイソマルトオリゴ糖は、やや甘さの性質が他とは異なるオリゴ糖として知られています。イソマルトオリゴ糖を含んでいる食材は、はちみつ、清酒、しょうゆ、みそといったコクのある甘味を持つ物ばかりです。そしてその食材の味が示す通り、イソマルトオリゴ糖は非常にコクのある甘味を持ったオリゴ糖として知られています。コクのある甘味というのは、たとえば「みたらし団子」のタレ等を想像すればわかりやすいのではないでしょうか。砂糖とは少し性質の...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
甘味料であるオリゴ糖は、やはり甘い物との相性がよく、摂取の際にはデザートの材料として使用する事が多くなるでしょう。砂糖と同じ感覚で使っても問題ないので、デザート作りが好きな人にとっては利用しやすい調味料といえます。ただし、元から甘い物に入れてしまったり、甘味が強くないと美味しくない物に使用したりするのは、健康面、味の面の両方であまりおすすめできません。デザートの調味料としてオリゴ糖を利用する場合は、ヨーグルトと組み合わせるのが無難です。ただ、ヨーグルトばかりではどうしても飽きてしまいますね。そこでおすすめなのが、レモンとの組み合わせです。レモンをハチミツに付けて食べる、ハチミツレモンというデザ...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
ダイエットに有効な甘味料として、大きな注目を集めているオリゴ糖。学術的な説明だと、「単糖類同士のグリコシド結合で結合した化合物の中にあって、比較的少ない分子量で形成されている物質」という定義になります。これだけ読んでも、なんだかよくわからないという人が大半でしょう。わかりやすくいえば、糖分を有する物質が組み合わさってできた物がオリゴ糖です。たとえば、砂糖も実はそういった物質だったりします。砂糖の場合は、いわゆる「二糖」と呼ばれる物であり、小糖類の一種に含まれています。オリゴ糖は基本的に三糖以上、3つ以上の単糖が結合している物を指しますが、場合によっては二糖類もオリゴ糖と称する事があります。要す...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
甘味料としてのオリゴ糖は、実は近年に至るまであまり大きな注目は集めていませんでした。というのも、同じ甘味料である砂糖があまりにスタンダードであるため、オリゴ糖はあくまでも「マイナーな甘味料」という位置付けだったのです。実際、甘味度では砂糖の方が上であり、コスト面においても砂糖の方が有利なので、どうしてもオリゴ糖は陰に隠れがちでした。そんなオリゴ糖に注目が集まったのは、実は低カロリー食品のブームが到来する以前の話だったりします。「ビフィズス菌」との関係が明らかになった事で、オリゴ糖にスポットライトが当たるようになりました。元々、オリゴ糖の存在はかなり以前から明らかになっており、研究の対象となって...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
ある程度継続して摂取していく事で、健康面における効果が現れてくるオリゴ糖ですが、継続する上で必要なのは、何もコストだけではなく、摂取の仕方も重要となってきます。オリゴ糖は甘味料なので、基本的に「それだけ」で摂取するという事はなく、何らかの食材や料理に混ぜて食べる事になります。そこで重要となってくるのが、どんな食材や料理に混ぜるかという事です。甘味料である以上、砂糖との相性がいい食品との相性は、必然的にオリゴ糖もいいという事になります。ただ、甘味がかなり強くないと美味しくないものに使用すると、過剰摂取につながってしまいます。よって、ある程度甘味を抑えた方が美味しいという食品に使用するのがオリゴ糖...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
オリゴ糖の特徴に、熱に強いということがあります。強い熱を加えても内部の成分が損なわれないので、温かい料理に混ぜても問題ありません。そのため、砂糖代わりに料理に使用しても、十分にその効果を発揮する事ができます。砂糖ほどの甘味がないオリゴ糖は、ほのかな甘さを活かすレシピに使用するのが有効です。たとえば、スープ類などとは非常に相性が良いようです。野菜スープなどを作る際、ちょっとコクが欲しいという事はよくありますね。醤油などを使うとどうしても塩辛くなってしまいますし、みりんもスープには合いません。そこで、砂糖を少し加えるという人は結構いるのではないでしょうか。その時、砂糖の代わりにオリゴ糖を使えばより...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
砂糖とは異なる性質を持つオリゴ糖の特徴は、やはり低カロリーという点でしょう。オリゴ糖を摂取している人の多くは、砂糖よりカロリーが低いという理由で選んでいると思われます。実際、オリゴ糖には数多くの種類が存在しますが、それらは基本的に全て砂糖より低カロリーです。では、実際には何カロリーなのか見ていきましょう。まず、基準となる砂糖ですが、カロリーは「4kcal/1g」となっています。つまり、1gあたり4カロリーという事ですね。砂糖を10g使っている食べ物は、それだけで既に40カロリーです。ちなみに、ショートケーキひとつに使われる砂糖は20g、ジュース一缶や板チョコレートひとつに使われている砂糖は30...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
低カロリー食材として、注目を集めているオリゴ糖。ダイエットに苦しむ人たちにとって、カロリーが低いというのは大きな魅力です。そのため、オリゴ糖を砂糖の代わりに使用する「オリゴ糖ダイエット」というものも、近年誕生しているようです。ただ、冷静に考えた場合、オリゴ糖が必ずしもダイエット効果が高い甘味料かというと、そうとは言いきれない部分もあります。というのも、甘味が砂糖より弱い分、どうしても摂取量が多くなってしまうからです。そうなってくると、いくら砂糖の半分程度のカロリーであっても、結局は同じカロリーになってしまいます。人間、それまでずっと体感してきた甘味を薄くすると、どうしても違和感が発生してしまう...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
オリゴ糖を毎日の生活に取り込むことを考えた場合、カロリーや甘味度と共に気になるのは、やはりコスト面ではないでしょうか。特に、健康やダイエット目的でオリゴ糖を使用する場合は、日常的に購入していく事になります。そうなれば、コスト面を無視する事はできません。決して高価な買い物ではないとはいえ、毎日使用する物であれば、その積み重ねがやがて大きな山となります。日用品であっても、価格という要素は無視できません。砂糖と比較し、オリゴ糖の価格は比較的高いといえます。ただ、砂糖は値段が安定せず、徐々に高くなっている傾向が見受けられます。近年においては、低下で購入する場合、1kgで200円くらいはします。一方のオ...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
砂糖と比較し、オリゴ糖のカロリーが低いからと言って、甘味料として全てにおいて砂糖より優れているかというと、そうとは限りません。一番のネックは、甘味度です。オリゴ糖の甘味度は、砂糖には及びません。少し届かない程度であれば問題ないでしょうが、総じて半分程度です。カロリーが半分、甘味度が半分となると、結局同じなのでは?と思われる人もいるでしょう。実際、砂糖と同じ甘味を再現するのであれば、そうなってしまいます。ただ、たとえばあんこや生クリームの甘味がしつこ過ぎる、砂糖を使っているジュースは甘ったるいと考えている人はたくさんいることでしょう。そういう人であれば、その甘味を抑え、より美味しくした上でカロリ...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
オリゴ糖は、ビフィズス菌の栄養分として健康面における貢献を果たしてくれます。このオリゴ糖を摂取するメリットは、それだけに留まりません。他にも多くのメリットが存在しています。オリゴ糖を摂取する事で生まれる効能のひとつとして、「コレステロールの排出促進」が挙げられます。これが何を意味するのかというと、食物繊維と同じような役割を果たしてくれるという事なのです。体内に残っている、決して身体にプラスとならない残留物を、キレイに排除するように促進してくれるので、ダイエット効果が期待できます。甘味料であるにも関わらずです。また、胆汁酸の排出も促進されると言われています。そして、オリゴ糖の効能として有名なのが...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
様々な効能が期待できるオリゴ糖ですが、その効能全てが同一のオリゴ糖によってもたらされるかというと、そういうわけではありません。オリゴ糖にはいくつもの種類が存在し、それぞれ異なる特徴を有しています。その種類に関して、いくつか紹介していきましょう。オリゴ糖の主な種類には、「ガラクトオリゴ糖」「キシロオリゴ糖」「フラクトオリゴ糖」「大豆オリゴ糖」「乳果オリゴ糖」「ラフィノース」「イソマルトオリゴ糖」等があります。これらは、製法、消化性、甘味度など様々な面で異なっており、同じオリゴ糖であっても、それぞれの性質を有した別の甘味料とさえいえます。しかし、多くの場合において、「オリゴ糖」として一括りにされて...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
様々な恩恵が存在するオリゴ糖ですが、そこで気になるのが「副作用」の存在です。効き目の大きな薬の中には、その反動として、何らかの副作用が存在するケースが見受けられます。また、健康効果の高い食材の中にも、そういった反動がある物も存在しています。よって、健康面のメリットが多いオリゴ糖もまた、その心配が多くされる甘味料といえます。結論からいえば、オリゴ糖には副作用は存在していません。基本的に、身体に悪い成分はなく、また効果が強過ぎるという類の物でもありません。そもそも、オリゴ糖という成分は母乳にも含まれています。つまり、まだ免疫のない赤ちゃんが摂取している甘味料です。また、野菜をはじめとした自然の食材...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
フラクトオリゴ糖とかなり近い性質を持っているオリゴ糖としては、ガラクトオリゴ糖も有名です。このガラクトオリゴ糖も、オリゴ糖の代表的な種類のひとつと言われています。基本的には、フラクトオリゴ糖と同じく天然の食材に含まれている成分であり、同時に人工製造も可能のオリゴ糖です。ガラクトオリゴ糖を含有している主な食品は、「母乳」や「牛乳の初乳」です。代表的なオリゴ糖の中で唯一の動物性であるという点が、ガラクトオリゴ糖の最大の特徴といえるでしょう。ガラクトオリゴ糖を人工的に製造する際には、乳糖が原料となります。これをフラクトオリゴ糖と同じように、酵素反応を利用して生成する事になります。その際には「β-ガラ...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
ガラクトオリゴ糖は、フラクトオリゴ糖と並び、オリゴ糖の代表的な種類のひとつです。しかし、甘味の弱さがネックになっているのか、フラクトオリゴ糖と比べると、商品の種類はそれほど多くないようです。見方を変えれば、より甘みを抑えたいという人にとっては、このガラクトオリゴ糖の方が有効です。そんな人向けに販売されているガラクトオリゴ糖の商品には、「エクセレント 75オリゴ」があります。商品の成分中、56%がガラクトオリゴ糖となっています。また、この商品を紹介しているホームページでは、ガラクトオリゴ糖の持つ様々なメリットも紹介されており、購入の際の参考になります。その解説によると、ガラクトオリゴ糖は糖値の上...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
数多くの種類があるオリゴ糖には、自然界に存在している物とそうでない物があります。キシロオリゴ糖は、自然界に存在しているオリゴ糖です。しかし、キシロオリゴ糖を成分として含んでいる食材はあまり多くありません。また、それらの食材の中に含まれるキシロオリゴ糖の量も、フラクトオリゴ糖やガラクトオリゴ糖と比べると、かなり少ないようです。キシロオリゴ糖を含んでいる食材は、タケノコやトウモロコシです。トウモロコシはかなり甘く、糖分が多い食材ですが、その糖分の中でキシロオリゴ糖が占めている割合はごくわずかで、天然成分としては非常に貴重です。その一方、キシロオリゴ糖は人工製造も可能で、原料にはキシランを使用します...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
キシロオリゴ糖は、フラクトオリゴ糖やガラクトオリゴ糖と比べると、天然素材の中に入っている量が少ないため、比較的製造が難しいオリゴ糖と言われています。ただ、甘味度はかなり高く、大豆オリゴ糖には及ばないものの、オリゴ糖全体の中では上位に入るくらいの位置にいるため、重宝されているようです。実際、商品としてこのキシロオリゴ糖を含んでいる物は、数多くあります。その中でも有名なのは、まるしげが製造、販売している「げんきっす」です。その名前の通り、「げんきっす」はお酢(玄米黒酢)です。黒酢が体に良いというのは、既に一般的に知れ渡っている事で、近年では酢として料理に使うだけではなく、直接飲む事のできる商品も数...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
大豆オリゴ糖やフラクトオリゴ糖等と比べると知名度はそれほど高くはありませんが、「キトサンオリゴ糖」も一定の知名度を持っているオリゴ糖です。まず、名前の「キトサン」の部分に目がいく人が多いでしょう。キトサンは、近年多くの健康商品で使用されている成分なので、その知名度は高く、結果的にキトサンオリゴ糖にも注目が集まるようになってきています。キトサンは、カニやエビの外骨格に含まれている成分として有名です。正確には、これらの中の「キチン」という物を煮沸処理する等して、アセチルと分離させる事で生成されます。とはいえ、大抵はキチンとキトサンはセットでみなされる事が多いものです。実際、オリゴ糖においても、キト...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
近年、空前ともいえるダイエットブームは慢性化し、ダイエットする事が当たり前の時代になってきています。メタボリックシンドロームが社会問題となり、メタボ検診が義務化された事で、それがより顕著になったといえるでしょう。今では、ダイエットは男女に関係なく、健康のために行わなければならないものなのです。そのダイエットの敵となるものといえば、脂肪分を多分に含んだ食品ですね。これに関しては、多くの人が摂取を控える事にさほど抵抗は感じないでしょう。問題は、お菓子に代表される甘い物です。これらの食品は、間食としてとる事が多く、「つい手に取ってしまう」という類の物なので、なかなか止めようとしても止められない…とい...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
すぐにオリゴ糖とはわかりにくい名称の物として、「パラチノース」も挙げられます。このパラチノースも、オリゴ糖の一種です。ただ、非常に知名度は高いので、オリゴ糖とは結び付けられなくても、甘味料として知っている人は多いかもしれません。パラチノースは、ショ糖を原料としたオリゴ糖です。ちなみに、ショ糖というのはブドウ糖と果糖が結合した二糖で、砂糖の主成分でもあります。ショ糖を原料としている「フラクトオリゴ糖」や「乳果オリゴ糖」が比較的甘味が強く、砂糖の甘味に近いのはそのためです。この理屈の通り、パラチノースも砂糖に近い性質の甘味があります。ただし、甘味度はその二つほどではなく、砂糖の半分以下です。製造は...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
様々な種類があるオリゴ糖の中でも、最もメジャーな存在といえるのが、「フラクトオリゴ糖」です。フラクトオリゴ糖は、タマネギやゴボウ、アスパラガス等の野菜に含まれているオリゴ糖です。最も多くのフラクトオリゴ糖を含んでいるのはゴボウで、約3.6%がこのオリゴ糖となっています。また、蜂蜜やバナナにも含まれています。また、人工で製造する事も可能で、その場合は「ショ糖」を原料とします。ショ糖を「β-フラクトフラノシダーゼ」「グルコースイソメラーゼ」といった物質によって酵素反応させ、転移させる事で混合液を製造し、それを分離させるとフラクトオリゴ糖が完成します。フラクトオリゴ糖は難消化性のオリゴ糖と言われてお...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
何種類もあるオリゴ糖を実際に購入する場合は、その商品にどんな種類のオリゴ糖が含まれているかという事をしっかりとチェックしておく必要があります。オリゴ糖と一言で言っても、甘味や性質はそれぞれ異なるため、どのオリゴ糖が使用されているかで、その商品自体の性質も大きく変わってきます。それを踏まえた上で、市販されているオリゴ糖の商品を見ていきましょう。まず、フラクトオリゴ糖の商品。フラクトオリゴ糖は、数あるオリゴ糖の中でも、代表的な種類のひとつです。そのため、取り扱っているメーカー、商品は数多くあります。その中でも、最も有名なのは、日本オリゴが発売している液体状のオリゴ糖、「日本オリゴのフラクトオリゴ糖...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
非常に種類の多いオリゴ糖ですが、その中には「オリゴ糖」という言葉を用いない種類の物もあります。有名なのは、「ラフィノース」です。これも、れっきとしたオリゴ糖の種類のひとつです。ラフィノースは難消化性のオリゴ糖で、通常のオリゴ糖の性質をそのまま持っています。腸内の有用菌の栄養分となるため、腸の働きをよくし、健康面において貢献してくれます。カロリーも砂糖の半分程度なので、ダイエット志向の人向けの甘味料といえるでしょう。そんなラフィノースは、自然界においては「砂糖大根」と呼ばれる物から摂取されます。砂糖大根は「ビート」というアカザ科の栽培植物の砂糖用品種群です。テンサイとも呼ばれ、大根という名称がつ...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
ラフィノースは、オリゴ糖の中でも比較的、原料として使用されている頻度が高い甘味料です。甘味度は、オリゴ糖の中でもかなり低い方で、甘味料としての性質がそれほど強いわけではありませんが、生成しやすい事が最大の強みで、それが原材料としての人気につながっているようです。ラフィノースを原料とした商品は数多くありますが、健康食品という観点で見ていくと、日本甜菜製糖の「ラフィノース100」がおすすめです。2gのスティックが60本、合計120gで3,990円と、決して安くはありません。しかしこの商品には、天然オリゴ糖を100%使用しているという非常に大きな強みがあります。そのため、ラフィノースを含有している物...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
商品化されているオリゴ糖には、主に二つの種類があります。ひとつは、液状タイプ。そしてもうひとつは、粉末タイプです。果たして、どちらのタイプが好ましいのでしょうか。甘味料として使用する場合、使いやすいのは液状タイプです。既に液体となっているので、生クリームに混ぜたり、料理の中に入れたりする上で、溶け込みやすく、ムラなく広がるので、その後の調理がしやすいというメリットがあります。一方の粉末タイプだと、しっかり混ぜ込むのに時間がかかる上で、混ぜ方が中途半端だとムラができてしまいます。こういった点だけを見ると、液状タイプの方が良さげに思えますね。ですが、オリゴ糖の性質をしっかりと反映させたい人は、粉末...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
数多の種類が存在するオリゴ糖の中には、一目ではオリゴ糖とはわからない名称の物もあれば、すぐにそれとわかる物もあります。また、別名を持つ物も多く、たとえば「環状オリゴ糖」もそのひとつです。環状オリゴ糖には、「シクロデキストリン」という別名があります。ただ、シクロデキストリンだとオリゴ糖という事がわかりにくいため、基本的には環状オリゴ糖という名称で解説、説明される事が多いようです。この名称は非常にわかりやすく、実際にその構造も表しています。というのも、環状オリゴ糖は「ブドウ糖」が6〜8個、環状に連なっているオリゴ糖なのです。原料となるのは澱粉で、これを酵素分解する事で生成が可能となります。この環状...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
様々なオリゴ糖の中でもひと際甘味度が高く、甘さの強いオリゴ糖といえば「大豆オリゴ糖」です。大豆オリゴ糖は砂糖の4分の3程度の甘さを誇っており、フラクトオリゴ糖やキシロオリゴ糖よりも明確に甘いオリゴ糖です。その分カロリーもやや多く、イソマルトオリゴ糖と同様に、砂糖よりは低いものの、そこそこの数値となっています。大豆オリゴ糖という名称が示すように、このオリゴ糖は大豆に含まれています。大豆自体、非常に生産量が多いため、天然のオリゴ糖としては採取しやすいといえるでしょう。また、製造する上でも「大豆ホエー」という物を使用します。製造方法はフラクトオリゴ糖などとは異なり、酵素反応ではなく「分離精製」を利用...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
大豆オリゴ糖は、様々なオリゴ糖の中でも、最も甘味度が高いオリゴ糖のひとつです。そのため、健康食品という事以上に甘味料として使用される例が多く、大豆オリゴ糖単独での商品というのは、実はそれほど多くはありません。他の様々な材料と組み合わせた甘味のある商品として販売されている事が多く、またそれらの商品が人気を博しています。たとえば、光武製菓の「畑からの贈り物」も、そのひとつです。この商品は、「乳アレルギー」に対応している健康補助飲料として販売されていますが、その役割を担う原料として、大豆オリゴ糖が使用されています。しかも、豆乳と並び、メインの原料です。豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、腸内で吸収され...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
難消化性のオリゴ糖の中には、「乳果オリゴ糖」という名称のものもあります。乳果オリゴ糖は、天然のオリゴ糖としては、発酵ヨーグルトにごくわずかに含まれていますが、あまりそこから量は採れないので、基本的には人工製造する事で生産されているオリゴ糖です。その原料となるのは牛乳に含まれている「乳糖」、そしてサトウキビに含まれている「ショ糖」です。ショ糖はフラクトオリゴ糖の原料でもあるので、結果的にこの二つのオリゴ糖は性質が近い物となります。製造方法は、酵素反応の利用で、「β-フラクトフラノシダーゼ」を主に使用します。ちなみに、このβ-フラクトフラノシダーゼは「アルスロバクター」という土壌細菌の一種から採取...

2015/09/18 09:26:18 | オリゴ糖
比較的、オリゴ糖の中では甘さが強い乳果オリゴ糖は、甘味料としても、健康食品としても高い人気を集めています。また、乳果オリゴ糖は、ラクトスクロースという科学名を持っており、こちらで表記される事もしばしばです。消化吸収率は胃で1〜2%、小腸で4〜6%と少なく、ビフィズス菌の優良な栄養素となります。そんな乳果オリゴ糖の商品としては、「オリゴのおかげ ダブルサポートEX」が有名ですね。ケンコーコムなどで販売されているこの商品は、乳果オリゴ糖を40%以上含有させたシロップです。健康食品としての特色が強く、特に便秘で悩んでいる人に高い人気を誇っています。また、この他にも、「オリゴのおかげ」からは「ダブルサ...